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「相続税って、どのくらいかかるの?」——気になるところですが、相続税の計算は少し独特です。遺産全体に一つの税率をかけるのではなく、いくつかの段階を踏んで計算します。この記事では、相続税の税率と計算の流れを、はじめての方にも分かるように、順を追って解説します。
計算は3ステップ
相続税は、大きく次の流れで計算します。
- 遺産の総額から基礎控除を引く(課税遺産総額を出す)
- いったん法定相続分で分けたものとして、各人の税額を計算し合計(相続税の総額)
- 実際に相続した割合で按分し、各人の控除を適用
一見複雑ですが、「まず全体の税額を出し、それを分ける」というイメージです。
相続税の速算表
各人の法定相続分に応じた取得金額に、次の税率をかけます。
| 取得金額 | 税率 | 控除額 |
|---|---|---|
| 1,000万円以下 | 10% | — |
| 3,000万円以下 | 15% | 50万円 |
| 5,000万円以下 | 20% | 200万円 |
| 1億円以下 | 30% | 700万円 |
| 2億円以下 | 40% | 1,700万円 |
| 3億円以下 | 45% | 2,700万円 |
超過累進税率金額が大きいほど税率が上がる「超過累進」です。ただし、高い税率がかかるのはその区分を超えた部分だけ。遺産全体に一律で高い税率がかかるわけではありません。
簡単な計算イメージ
たとえば、遺産1億円・相続人が配偶者と子1人(基礎控除4,200万円)の場合:
- 課税遺産総額 = 1億円 − 4,200万円 = 5,800万円
- 法定相続分で分けて各人の税額を計算し、合計して相続税の総額を出す
- 実際の取得割合で按分し、配偶者の税額軽減などを適用
配偶者の税額軽減(配偶者の税額軽減)を使うと、配偶者分は大きく軽減されます。
税額を減らせる控除・特例
- 配偶者の税額軽減:配偶者は1億6,000万円または法定相続分まで無税
- 小規模宅地等の特例:自宅の土地を最大80%評価減(小規模宅地の特例)
- 未成年者控除・障害者控除など
まとめ
相続税は、基礎控除を引く→法定相続分で総額を出す→実際の割合で按分という流れで計算します。税率は超過累進で、高い税率がかかるのは超えた部分だけ。配偶者の税額軽減や小規模宅地の特例で大きく減らせることもあります。正確な計算は複雑なので、心配なら税理士に相談を。まずは財産の総額を把握しましょう。
まずは財産の総額を、把握から。
※税額の計算は個別事情で異なります。詳細は税理士にご確認ください。






