家族の話し合い

相続でもめる原因と防ぎ方|争いは財産の多寡に関係ない

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「うちは仲がいいから相続でもめない」——実は、そう思っているご家庭ほど注意が必要かもしれません。相続の争い(争族)は、財産の多い少ないに関わらず起こります。この記事では、相続でもめる典型的な原因と、元気なうちからできる防ぎ方を、分かりやすく解説します。

もめるのは「お金持ち」だけじゃない

争いの多くは身近な金額家庭裁判所で扱われる遺産分割の争いは、その多くが遺産5,000万円以下とされています。「うちは財産が少ないから大丈夫」ではなく、分けにくい財産があるほどもめやすいのです。

もめる主な原因

原因 内容
不動産が中心 実家など分けにくい財産だけが残る
貢献の差 介護した人・していない人の不公平感(寄与分
生前贈与 特定の子だけ多く受けていた(特別受益
情報がない 財産の全体像が分からず疑心暗鬼に
遺言がない/不備 意思が不明で話し合いが紛糾

不動産が争いの火種になりやすい

遺産が実家などの不動産中心だと、きれいに分けるのが難しく、争いになりやすいもの。「誰が住むのか」「売って分けるのか」で意見が割れます。共有名義にするとさらに問題が長引くことも(共有名義の相続)。

元気なうちにできる5つの対策

1. 財産を「見える化」する

何がどこにあるかを一覧にしておくと、家族の疑心暗鬼を防げます。情報のないことが、争いの大きな原因です。

2. 遺言書を用意する

本人の意思が明確なら、争いは大きく減ります。遺留分に配慮した内容にすると、なお安心です(遺留分とは)。

3. 分けやすくしておく

不動産中心なら、生命保険で現金を用意する、生前に整理するなど、分けやすくする工夫が有効です。

4. 想いを伝えておく

「なぜこう分けるのか」を伝えておくと、納得が得られやすくなります。遺言の付言事項や、日頃の会話で。

5. 家族で話しておく

タブー視せず、元気なうちに家族で話しておくことが、いちばんの予防策です(親と相続の話)。

まとめ

相続の争いは財産の多寡に関わらず起こり、むしろ分けにくい財産・情報のなさが火種になります。防ぐには、財産の見える化・遺言書・分けやすくする工夫・想いを伝える・家族で話す、の5つが有効。元気なうちの備えが、家族の絆を守ります。まずは財産を整理し、家族で話すきっかけを作ることから始めましょう。

仲がいいうちに、備えておく。

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