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相続の手続きをしないまま放置していると、その間に相続人がまた亡くなり、相続が重なってしまうことがあります。これを数次相続(すうじそうぞく)といいます。放置するほど関係者が増え、手続きが複雑に。この記事では、数次相続とは何か、注意点と対策を分かりやすく解説します。
数次相続とは
相続が重なる数次相続とは、ある人の相続手続きが終わらないうちに、その相続人の一人が亡くなり、次の相続が発生することです。たとえば、父が亡くなり遺産分割をしないでいるうちに、母も亡くなる、といったケースです。相続が「二次・三次」と積み重なっていきます。
代襲相続との違い
| 用語 | 違い |
|---|---|
| 数次相続 | 被相続人の死亡後に相続人が死亡 |
| 代襲相続 | 被相続人の死亡前に相続人が死亡(代襲相続) |
「相続人が亡くなったのが、被相続人より前か後か」で、代襲相続と数次相続に分かれます。似ていますが、扱いが異なります。
放置すると起きる問題
関係者が雪だるま式に数次相続が重なると、遺産分割協議に参加する人がどんどん増えます。会ったこともない親族が加わることも。全員の合意が必要なため、話し合いがまとまりにくくなり、手続きが極めて複雑になります。相続登記の義務化もあり、放置は大きなリスクです(相続登記の義務化)。
数次相続での手続き
数次相続では、複数の相続をまとめて手続きすることになります。それぞれの相続について相続人を確定し、遺産分割協議を行います。相続関係が複雑になるため、相続関係説明図や法定相続情報一覧図で関係を整理すると分かりやすくなります(法定相続情報一覧図)。
いちばんの対策は「放置しない」
- 相続が発生したら、早めに手続きを進める
- 遺産分割を先延ばしにしない
- 相続登記は義務化されたので早めに
- 複雑なら、司法書士など専門家に相談する
数次相続は、手続きを先延ばしにすることで起こります。「面倒だから後で」が、事態を複雑にする最大の原因。相続が起きたら、なるべく早く動くことが何よりの対策です。
まとめ
数次相続は、相続手続きが終わらないうちに相続人が亡くなり、相続が重なることです。被相続人より後に相続人が亡くなる点が、代襲相続との違い。放置すると関係者が増えて手続きが複雑になり、まとまりにくくなります。いちばんの対策は放置せず早めに手続きを進めること。複雑な場合は専門家に相談しましょう。相続が起きたら、早めの行動を。
先延ばしにしないことが、最大の対策。
※手続きは個別事情で異なります。詳細は専門家にご確認ください。






